角川ホラー文庫。
新人女性警察官・恵平(けっぺい)が活躍する人気シリーズ6作目です。
相棒の刑事の名前も腎臓で、名前のセンスが良いです。
東京駅に配属になった新人警察官が、現在(おもて)と過去(うら)を行き来するタイムトラベルミステリーです。
内藤先生といえば、「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズも有名です。
ちょっとグロいホラーを得意としているのですが、「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」と比べ「東京駅おもてうら交番」シリーズはおとなしくなった印象です。
続きものなので、一気読みをお勧めします。
余談ではありますが、
実は東京駅には地上と地下二階の二カ所に霊安室が有って、地上側には7と部屋番号が振ってあり、そこに遺体を運ぶときに7号室のお客様と呼んでいたらしいという都市伝説があるそうです。
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