top of page

「むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。」 青柳碧人著


日本昔話を殺人?ミステリーに見立てた作品の第3巻です。

今回は、〈竹取物語〉、〈おむすびころりん〉、〈わらしべ長者〉、〈猿蟹合戦〉、〈ブンブン茶釜〉の5タイトルです。

なかなかおもしろかったのですが、前作、前々作の方が好きでした。

こねくり回している印象を受けました。

「むかしむかしあるところに、死体がありました。」と「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」のどちらかを読んでみて、面白そうだなと思われるようでしたら、この作品も読んでみて下さい。


余談ではありますが、

かの有名なTBS系列で放送された「まんが日本昔ばなし」は、1975年から1994年まで続き、全1474話あるそうです。

閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「歌舞伎町ゲノム」 誉田哲也著

中央公論新社。 「ジウ」シリーズの9作目です。 かの衝撃作「ジウ」3部作から、早くも9作目となる本作、描写が依然と比べおとなしくなっている印象を受けます。が、内容は一気読み確実です。 法では裁けぬ悪を始末するという、伝説の暗殺者集団・歌舞伎町セブンの活躍を描いております。...

「EVIL 東京駅おもてうら交番・堀北恵平」 内藤了著

角川ホラー文庫。 新人女性警察官・恵平(けっぺい)が活躍する人気シリーズ6作目です。 相棒の刑事の名前も腎臓で、名前のセンスが良いです。 東京駅に配属になった新人警察官が、現在(おもて)と過去(うら)を行き来するタイムトラベルミステリーです。...

「コロナ黙示録」 海堂尊著

宝島社。 「チームバチスタの栄光」で一世を風靡した海堂尊先生の傑作です。 新型コロナに対する防疫の問題や、学校を建てるための忖度をした例の問題など、政府・政治のあり方に警鐘を鳴らしております。 どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションかは、わかりませんが。...

Comments


bottom of page